テンペラ画は油絵よりも古い技法で卵黄と酢でメディウムを作り、それで顔料を溶いて 板やキャンバスに描いていきます、 私の技法は基本的には板の上に石工を塗り重ね表面を平に削ってから砥の粉を塗り、その上に金箔をおいて磨きそれから絵を描くイタリア古典技法の一つです。
石膏を盛り上げたり、篆刻を打ったり、金箔の上に描いた絵の具をひっかいて落とし下地の金箔を効果的に見せる事もできます。 この技法で甲虫や蝶などを工芸品のように描いてみました。